銀行明細のバックアップを毎日取得する

freeeでは銀行やクレジットカードの明細データを同期することができます。

この銀行明細データをスプレッドシートに連携することで、様々なメリットがあります。

1つは、シンプルにスプレッドシート上で銀行明細データを使った突合業務などができることです。

手元にある紙の請求書と照らし合わせ、メモなどを取りながら確認できます。

もう1つが、本アドオンの「Google Driveバックアップ機能」を用いたバックアップの取得です。

どのように取引登録や消込登録を行ったのか、毎日バックアップを取得することで、あとで時系列で見返しやすくなります。

freeeからデータを取得する

「データ連携シート新規作成」の「銀行明細」を選択します。

シート作成画面になったら、画面の通りに入力していきます。この記事では、いくつか重要な設定について解説します。

今回の用途でしたら、ここは必ず「使用する」とします。銀行同期するタイミングは経理の方が作業を行う時間より前に設定しておくとよいでしょう。

freeeの明細は大別すると「銀行の入出金明細」「クレジットカードの利用明細」「その他の口座の明細」の3種類があります。

その上で、ここでは次のような選択肢があります。

選択肢	取れるデータ
すべての口座	「銀行の入出金明細」＋「クレジットカードの利用明細」＋「その他の口座の明細」
すべての銀行口座	「銀行の入出金明細」
すべてのクレジットカード口座	「クレジットカードの利用明細」
各口座を指定	同期されている口座の中から、特定の1口座を指定します。指定した口座のデータ取得可能です。

ここも「使用する」とします。フォルダーIDを指定し、毎日連携される都度バックアップが保存されるようにしましょう。

あとはシート名などを決めて「決定」で設定を完了させます。

取得した明細データを見て問題がないか確認します。

取得と同時にGoogle DriveにCSVでバックアップデータが保存されています。

バックアップファイルの名前は「シート名」＋「yyyy（年）」＋「MMdd（月日）」＋「HHｍｍ（時分）」で構成されています。

後から過去のデータを確認したい場合は、このフォルダの中から名前を元に探すか、Google Driveの特定の期間に絞る機能を使って特定しましょう。